つづき
11.言語の種類と系統
・古典的類型論:系統は問わず、名詞や動詞の形態変化、文法的機能を見る
・イヌ、「dog」イヌで単数、「Hund」イヌで単数で男性系で格。
・孤立語:中国語。名詞や動詞の品詞区別なし。チベット、ビルマ、ベトナム。
・膠着語:日本語。テニオハ。韓国語、モンゴル、トルコ、ハンガリー。
・屈折語:語が活用して名詞の格、動詞の時制。フランス、ロシア、ドイツ。
・SVOとSOV:日本語はSOV。
・系統論:複数の言語の祖先が一緒。
12.中国語と朝鮮語
・中国語:SVO。
・朝鮮語:SOV。
13.言語学の概要
・言語学の分野:調音点、調音法など音声学。音韻論。形態論。統語論。意味論など。
・ソシュールの考え:言語記号の恣意性
→シニフィエ(所記)イヌという動物
→シニフィアン(脳記):イヌという音=言葉
・言語の線状性:音素は必ず一列に並ぶという性質
・パロール:個人が特定の場面で話す言語の側面
・ラング:具体的な状況を排除した抽象的な言語の側面(言語学の対象)
・構造主義言語学:アメリカ。母語話者から得たデータだけを資料とする。
→アーミーメソッド、オーディオ・リンガル法
・生成文法(チョムスキー):人間は生まれたとき、言語能力を持つ
15.文法2-動詞の活用
・五段活用、上一段と下一段活用、カ行サ行変格活用
・五段:書く kak-anai, kak-imasu, kak-u, kak-eba, kak-ou
・上一段:見る mi-nai, mi-masu, mi-ru, mi-reba, mi-ro
・下一段:見せる mise-nai, mise-masu, mise-ru, mise-reba, mise-ro
・テ形:五段活用のとき音便活用がある
→うつるって…言う:言って、打つ:打って、切る:切って
→ぬぶむんで…死ぬ:死んで、転ぶ:転んで、編む:編んで
→すして…話す:話して
→くいて…書く:書いて
→ぐいて…仰ぐ:仰いで
・接受動詞:あげる、もらう、くれる
・受身と使役
16.文法3-規則
・テンス:時制
・アスペクト:出来事が進行中か、継続中か、終了か
→話している、座っている
・モダリティ(ムード):推測、評価、終助詞
・「は」と「が」:「は」は主題、「か」は格助詞・主格
→初めて出てきた新情報に「が」、すでにでてきたものに「は」。
・連体修飾節
→内の関係:テレビを見ている若者(若者がテレビを見ている)
→外の関係:山本さんが留学する話
・「こ、そ、あ」指示語
→現場指示:指示対象が発話の場所にある
→文脈指示:文中にある
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