つづき
26.学習ストラテジー
・直接ストラテジー:言語学習に直接かかわる
記憶ストラテジー:新出の単語をゴロあわせで覚える
認知ストラテジー:文を構文にしたがって分析し、意味を理解する
補償ストラテジー:知らない単語が出てきたときに前後関係から意味を推測
・間接ストラテジー:間接的にかかわって学習を支える
メタ認知ストラテジー:自分の認知作用を制御
情意ストラテジー:気分が高揚していると学習が進む
社会的ストラテジー:同じ言語を学ぶ学習者と励ましあう
・コミュニケーションストラテジー:コミュニケーション場面で支障解消
言い換え:他の表現を利用する、近い言葉で代用
言語使用:学習者の母語を使う
援助要請:聞き手の協力で問題を解決する方法
回避行動:わからない場合に無視したり避ける
27.日本語教師と著作権
・著作者人格権:公表権、氏名表示権など
・著作権:著者の死後50年間まで保護。
28.異文化理解と異文化適応
・ステレオタイプ:イタリア人は陽気だ。集団に対して抱く固定観念。
・自文化相対主義:自分の属する文化の価値基準を基にする。
・カルチャーショック:Uカーブ
Wカーブ:出国でカルチャーショック、帰国でリエントリーショック
・自己開示:心を開く
ジョハリの窓:公的自己(パブリックセルフ)、私的自己(プライベートセルフ)
29.異文化間教育
・高コンテキスト文化:前後の文脈に依存して、言葉にはっきり出さずに意図を伝える
・低コンテキスト文化:言語メッセージそのものを重視する
・エポケー:判断保留。いったん判断を差し控えて様子を見る
・DIE法:事実の描写、解釈、評価を順番に行う
30.学習の心理と動機付け
・三つの学習観:心理学における三つの代表的な考え方
・行動主義:科学的客観的な立場をめざす
→オーディオ・リンガル法:外部からの刺激に対する反応の繰り返しで言語が形成
ミムメム練習、代入・変形、応答、拡張練習
・認知主義:人間には生まれつき学習するための仕組みが備わっている
・状況論理的学習論:学習は状況の中で社会的に行われる
→ヴィゴツキー:発達の最近接領域
・動機付け:何のために勉強しているのか
・外発的動機付け:ほめられたい、報酬がほしい
・内発的動機付け:内容そのものが面白いから勉強する
・統合的動機付け:目標言語の文化と一体化したい
・道具的動機付け:実利的な目標
・認知スタイル:人が新しい情報に接したとき、その情報をどう処理するか
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